2011年11月6日日曜日

プレ登山 in 黄金山 003

作者取材のため、一泊二日の亜空間旅行に行っていました。


現実時間との公式に当てはめると
亜空間=10現実(日) なので 2亜空間=20日 となります
前回のブログ更新から約20日経っているのは、そういう理由です。


むこうでPSP版「勇者のくせになまいきだor2」を頑張っていたんです。
しかし現実では20日過ぎています
20経過日数(現実)−2ガンバリ日数(亜空間)=18死(日)
なんと18日間も、無駄に過ごしているように見える!?
なんか言い訳っぽく聞こえるけど、時空をスルーしてきたんです。


『HUNTER×HUNTER』冨樫 義博氏や
『新・加勢大周』坂本一生氏や
『UFO・超常現象研究家』韮澤潤一郎氏も向こうで、お見かけいたしました。


さて、浦島現象的な事象に巻き込まれてしまった話は置いといて・・・




新旧頂上ルートの合流点から、頂上まで147m
カール・ルイスだったら15秒かからず突破できる距離だから余裕です!


今まで山道をハァハァ言いながら登ってきたのに
90年代の陸上王者を比較に出すのは、参考にならないし
完全にイッちゃってるなと思いながら、コツコツと登る
何分登ったのか分からないくらいに、コツコツと登る・・・


急な山道を越えると、景色が開き尖った岩場にたどり着く
ヲッ、頂上だ!っと思ったが、標識も何もない岩場…
あれっ、ココがゴール?



ニセ頂上なの???そんなの許せないわー
あとチョット行った所に真の頂上がある?
ってゆーか、これ以上進めるの?
岩場を下って行くみたいだけれど、ルートが合っているのか良く分からない
真の山頂も尖っているので、目指すべき場所はわかっているんだけど
とにかく両端の崖が怖い


落ちたら死ぬかも、いや死ぬね
だって崖なんだもん
全て自己責任の世界、それがTOZAN
789.1m下を見る
東京スカイツリーより高いぜ


やっとの思いで、標識を発見!




着いた〜・・・
ニセ頂上でテンションを6割くらい使ってしまったので、喜びは4割くらい
ただ重いザックを一旦下ろせるという喜びは120%だ


この山頂も激狭だ、10畳あるかないかだ

遠くに浜益の市街地が見える


黄金山制覇の証として
沼ノ平から定番のチキンラーメンとおにぎり食べる

食後にホットコーヒー飲みながらの一服
旨いなぁ〜

なんか、人が沢山登ってきたので長居したら迷惑そうだな・・・
用がすんだらトットと下山しよう
真の頂上よりニセ頂上を望む


我々が下山し始めた時から、何十人もの登りの人とすれ違う
これだけメジャーだと、ハイキングの域を脱していないんだろうかとも思うが

「もう登りたくない〜〜〜!!!」 泣きながら登ってくる子供
「・・・・・・・・」 グッタリと、へたり込んでいる老人

仮に登ったとして、登りの人数を考えると人口密度が高く危険きまわりない。

一歩足を踏み外すせば奈落の底、場所取りに骨肉の争いが起きるのは、容易に想像できる。
「おい!押すなよ!」
「これ以上は、頂上に入れませんよ!」
「お前だけ頂上にいるのはズルイ。かわってくれ!!」
「子供だけでも頂上に行かせてください!」
「誰だっ!!俺の尻を触るヤツは!」
「ワッヨイ!ワッショイ!」
「おい!こんな所で、石炭みこしを担ぐのはヤメロ!」

自動的におしくらまんじゅう大会が始まり
悲鳴と怒号の中で2割の人が無事下山できれば良いほうだろう。気の毒に・・・


これから起こる地獄絵図を憂いながら、頂上に向かって静かに手を合わせつつ
新道ルートから下山。


秋風が爽やかな季節、人命の大切さを学んだ。。。

2011年10月18日火曜日

プレ登山 in 黄金山 002

やはり、出始めはムチャムチャつらい!!
めまいがして、息が切れる…
短期間で通っている方だと思うんだけれどなぁ
なぜだっ!なぜ体は慣れないのだ!

プレ登山のインターバルでも、キチンと飲酒・喫煙・惰眠を貪って
イッサイ体を動かさずに、ネット&TVを見て安静を保ち
妄想での、たゆまないイメージトレーニングを続けているというのにっ!
マジで意味分からんわ...

この苛立ちはプレ登山でぶつけるしかないな
サァ、かかって来なさい黄金山よ!

カモン、黄金山っ!!



はいっ!早速、壁ーーー
これ山道じゃなくて、カベーーー
目の前に倒木あるしムリーーー
KAERUーーー


まだ序の口だったりしてね?
まっさかー?
そうだ、さくら705さん方式で撮影した登山マップがあるじゃないか
確認しよう♪そうしよう♪





危険箇所があるよね
危険なゾーン
デンジャラスなゾーン
・・・・・
ギャランドゥ!!!!!!!???????

いま全てを解読してしまったよ、ワトソンくん
合流地点付近には、ギャランドゥが存在するのだよ
黄金山のギャランドゥがね!ウケルwww


んで、ギャランドゥ付近

ヌォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!!!!!!!!!
この絶壁を切れそうなトラロープでトラバース
ウワッハッハハ、笑っとけ。

ヤッパ、バカにしてすみませんっ、辛すぎっす!
ギャランドゥの件は、体毛的な感じでバカにしたんじゃないです。

Am               Dm      Am
くやしいけれど おまえに夢中 ギャランドゥ ギャランドゥ ♪
Am   Dm   Am     E7     Am
狙った男 落としてゆく ギャランドゥ ギャランドゥ ♪



気分良く歌いながらの、分岐点。
なんだろう、この違和感
ココまで管理が行き届いた山なのに、なんてザックリ感溢れる看板なんだろう。

山神1「じゃー、お前が看板作れよな!」
山神2「タダで登ってるクセに、さっきから文句ばっかだし!」
妻  「ギャランドゥとか言ってるし、意味わかんねーし!」
山神3「すぐ横は崖だし死す?いますぐ死せばっ?」
山神4「ムダ話ばかりで、ブログ進展しねーし!」
山神オールスターズ&妻
   「ぼーけっ!ぼーけっ!ぼーけっ!ぼーけっ!ぼーけっ!ぼーけっ!」

ちゃろ「なんかスンマセンでした・・・・」

ってか、なんか違う奴が混じってるんだよな。イイけどさ(泣

2011年10月15日土曜日

プレ登山 in 黄金山 001

来たるべき登山に備えての、トレーニングとして黄金山を目指してみた。
前回の醜態は繰り返すまいと、化学繊維のTシャツを手に入れて出動だ!

googleアースで見てみると、トンガリ山 的な感じ?
向かって左側が絶壁&絶望 的な感じ?

国土地理院の地図で確認 789.1m
標高は低いし余裕だよね?
でも、等高線の密集度は熱い感じ?
やっぱり良く分からない

今回はスリルを味わうために、事前の情報は全く入れず妻に任せっきり

あくまでもトレーニングなので、ウェイトとして水を5L持って出発!

いつもフワッとした感じで出かけるくせに
しこたま痛い目にあって、同じ過ちを繰り返す

でもぉ〜、痛い目を忘れないと二度と山には登らないんだろうなぁ

喉元過ぎれば〜みたいな・・・

喉元過ぎれば熱さが・・・喉細胞を焼いて、細胞組織が癒着して死す。
熱さを忘れるどころか、すべての記憶は忘却の彼方へだ!
油断は禁物なのだ、山をナメるな!!!っと



ムダ話はイラナイ、出発しよう。

登山道は整備が行き届いていて、案内も親切なんですよね。
他の山も同様、メンテナンスして頂いている山岳会の方々には頭が下がります。
感謝!!!!!

笹薮を刈りこんで頂いている登山道
ピクニック気分で20分くらい、トコトコ歩いていると
分岐にさし当たる



妻「う〜ん・・・?」
私「ん????」
妻「ムムッ??ムムムッ・・・?????」
私「ドッチに行くの?」
妻「・・・??????」
私「ねぇ!!!聞いてる???」

妻「登り旧道!下り新道!ですが!何か????!!!!」


!!!!!!!???????
今決めたよね?
絶対、今決めたよね?
いきあたりばったり風味は、隠し味になってませんよ
むしろ、メインの味付けになってますよ!
どちらかと言うと、濃い目の味付けに・・・

あっ!

サッサと旧道の奥へ消えてゆく妻・・・

黄金山は人の心を狂わせる、魔の山なのか?

冒険は、やっとスタート地点に立ったのであった。

2011年10月12日水曜日

ラスタカラー

走行中に見かけた、入り口のデザイン



MACのウィンドウ左上の ×ー+ も、このカラー
信号機の配色
体を作る五大栄養素
エチオピアの国旗もそう


定番だと、テント部分がビリビリになっているんだけれど
貼り直したのか、色合いも鮮やかさを保っているのが逆に切ない


寂れた風景でしかマッチしないカラーリングに
ノスタルジーと亜空間をビンビン感じる

2011年10月9日日曜日

プレ登山 in ドリーム

来るべき登山に備えてのトレーニングとして、夢をみた
夢の話なので、現実とはリンクしていないが、
あるある感タップリだった

参加者は
けんぱちさん・ぽんたさん etc

思いつきで、水曜日の朝4:00に出発
平日は仕事があるので、上司に休暇の連絡しなければならないけど
なにせ早朝のため、上司を起こすのも悪い
(そもそも「突然、登山に行くことのなったので今日は休みます」なんて言えないし、アリエナイ)

でも、山に行きたい欲望を切り捨てられず、見切り発車!
登山口からは携帯が圏外なので、もう無断欠勤クビ覚悟の山行(ドキドキ

しかし、現地まで誰が車を出すか揉めに揉めて、チームの雰囲気が悪くなる。

結局、けんぱちさんが車を出してくれたが、現地駐車場にてガス欠・・・
チームが、崩壊状態のまま、スタートから遭難状態www

みんなイライラしてるので
全員さっさと登り始め、森に消えてゆく・・・


ワタシは突然のスケジュールに、水も食料も用意していなかったので
「なにか買わなきゃ!」と焦る

早朝かつ山奥にコンビニなんてないし・・・モタモタと出遅れる
あたりを見回すと、白鶴の看板にに◯◯商店と書いてある店が開いている
ヤッタゼ!

中に入ると、小学校中学年の女の子2人とおばさん1人がいた

ワタシ「食料を買いたいんです」
おばさん「ズイブン前に、お店はたたんでいるんですがね」
ワタシ「お菓子は陳列されてるみたいですが、譲って頂けませんか?」
おばさん「この子達の、オヤツなんですがポテトチップス半袋なら譲ってもイイですよ」
ワタシ「ありがたい、お願いします!!!」
おばさん「わかりました・・・」

と言うと、カルビーポテトチップスBIGの袋を破り
一枚ずつ数え始めた

!!!!!!!????????

ワタシ「何しているんですか?」
おばさん「半分にするために、数えているんですが何か???」

グラム的な感じじゃなくて、枚数なの?
急いでよ〜、みんなに追いつけないじゃない〜
もぉ〜、いつもこうだよ〜!
急ぐときに限ってハマる的な〜

おばさんの機嫌を損ねるわけにもいかないし
圏外で会社に連絡できないし、みんなにも連絡できないし

おばさんは女の子2人と、
謎の童謡を歌いながら、ポテトチップスBIGを数えている
遅いっ!!!出来れば、16ビートで数えて欲しい
ってゆーか、指についた塩分&油分を舐めながら数えるのを
今すぐやめて欲しい!


夢も現実も、何もかも裏目
せめて夢なんだから、気分良くさせてくれよ〜

あ〜っ、もうダメだ・・・何もかも

プレ登山 in 富良野岳 003

ハァハァハァハァハァ!!
熱い、それはそれは熱い吐息とは裏腹に

寒っ!!!!

スタート地点の暑さはどこへ行った?
サッキの分岐地点で、相当着込んだけれども

寒っ!!!!


雲の中に、完全に入ってしまった。
とにかく視界も悪くて、怖いし
ビュービュー風も強いし
耳が取れてしまいそうなほど寒くて、フードをかぶる始末。

トットと登りきって、下山しよう!
そう心に誓いつつ、歩く歩く・・・

気象条件が厳しいせいか
あと少しかな?って所から長く感じる
まだか?まだなのか??

もし、ココで下山してら、オモシロイ話になるかも?
あと5分歩いたら着いてたのに!ウケルーwww

悲しくも切なく、そして絶望的な妄想していると

下山してきたマダムⅡが登場
ここでのコマンド入力は・・・


 たたかう  しかと
→はなす   どうぐ
 じゅもん  もむ


意味分からんコマンドが紛れ込んでるけど
とりあえず、”はなす”だな

マダムⅡ「いやーー!頂上は良い景色だったわよぉwww」
「絶景よぉ!絶景!!オフォフォフォフォ!」

ワタシは 16のダメージ!
妻は   19のダメージ!

(逆説的な呪文を唱え)
マダムⅡは さっていった。

ココに居てはイケナイ!
足早に頂上を目指す


Gooooooooooooal!!!

クソッ!
マダムⅡに受けたダメージが大きすぎるっ!
下山しよう、もうモンスターはいないハズだ。

「ピチッ・・・ピチーッ・・・」

オッ!笹薮の中、ナキウサギが1.5m付近にいる?
山のアニマルは俺を応援してくれるんだな

ガサガサッ

「シャ!シャーーーーーーーッ!!」

威嚇音??マジで??
もぉー、ロクな事ねーよ!!


マッハ2.3で下山して千望峠より撮影

















晴れたら、それはそれで暑いんだろうな・・・
また行こっと。。。

2011年10月7日金曜日

プレ登山 in 富良野岳 002

う〜ん??
ココがスタート地点なのか、不安になってきた
確か第一歩は、名前を書くルールがあったような・・・

そうだ、これから登りそうな一団のバックに付いて行く事にしよう!

シメシメ・・・
名前を書く場所を発見したぞ!さっさと名前を書いて、奴らを出し抜いてヤル!
はやる気持ちを抑えきれずに光速で登り始めて
どんどん人々を抜きさってゆく


5分後...

ハァ...ハァ...
暑い・・・暑すぎる・・・
冒頭から、着替えを余儀なくされるパターン
毎回これだよ。
何も学習していないのですか?
ワタシ ハ ガクシュウ シテ イナイ デス

なので、今回も遠慮無く
ザックを下ろして上着を脱いでっと
抜いてきた人々に、抜き返されて
憂鬱になって
下山したくなって
死す・・・

無理ムリムリムリ
嘘ウソウソウソ
ちゃんと登りますってぇ!
ただ、抜きつ抜かれつのデッドヒートは申し訳ないので
前後の距離を保ちつつ、気の使うペース配分になってしまい
精神はポキリと折れてしまったケドね

今までのプレ登山に比べたら、足場は良いので肉体的にラクです
案内も親切で、迷う不安もないし

景色も高くなってきて、山を登ってますって感じだし

足が疲れてきた頃に、木の階段はあるし

なんて親切づくしの登山道なのだ

感謝しつつ、階段を登る
2段
5段

きっつーーーーー!!!!!

15段
20段

マジかよ・・・・・・・・・足が上がらない
妻もツラそうだ

油断させられて、肉体&精神をガツンと殺られてしまった
ヤッパリ、山は侮れないゼ

この苦しみを忘れないため、2人で協議の末
「死の階段」と名付けた。

何とか登りきり
「グッバイ、死の階段」
二本指を額に付けて、軽く挨拶を交わし
沢を超えた所で、再びヤツが登場!

「こんにちは、死の階段 Ⅱです。」

うっそ〜???

先ほどの方より、長いし急だし
高所のせいか息は上がってるしぃ
山頂には雲がかかってるしぃ〜
頂上への景色は絶望的だしぃ〜〜
俺っち、まんまと下山したくなってるしぃ〜〜♪

イカンイカン!!
高緯度のせいなのか、はしゃいでしまった
行かねば、山頂へ
たとえ、そこには絶望しか無いとしてもだ!

再び登りきったぞ。。。
ハァハァハァハァ!!
ハァハァハァハァ!!
ハァハァハァハァ!!
息を切らしていると、下山してきたマダムが笑顔で
「走って登って来たみたいだねwww」

ワタシ「...ハァ...ハァ...コンニチ¥@*/++-##」
言葉にになっていないが、客観的に自分の状況を理解する

上ホロカメットク分岐、この上には魔物が住んでいる。

2011年10月3日月曜日

プレ登山 in 富良野岳 001

来るべき登山に備えての、トレーニングとして富良野岳を目指してみた。
前回の醜態は繰り返すまいと、妻に同行してもらい出動だ!
毎度の事ながら、早起きは実に清々しい

googleアースで見てみると、THE Mountain   的な感じ?

国土地理院の地図で確認 1,912m
もう分かるよ、高いよ!!等高線の密集度もヤバイよ!!

事前にインターネットで調べたら、子供連れや犬の散歩にとの記述・・・
やっぱり良く分からない

今回の旅も、けんぱちさんとの綿密な打ち合わせ済みなので心強い

前々日の打ち合わせでは
けんぱち「富良野岳も悪くないけれど、美瑛岳なんて素敵やん」
ちゃろ「ホホン!美瑛岳が、お勧めなんですね?」
けんぱち「美瑛岳は雲が無ければ、紅葉の旭岳まで一望できるし素敵やん」
ちゃろ「頂上まで何時間くらいなんすかねぇ?」
けんぱち「ヤマレコっていうホームページで調べれば、素敵やん」
ちゃろ「え〜っと、美瑛岳は標高2,052mで登り4時間かかるんで、却下ですねwww」
けんぱち「じゃぁ、富良野岳が素敵やん」
ちゃろ「標高1,912mで登り2.5時間、調度良いですね!そこにします、ありがとうございます!」

あの人は危険だ・・・
完全に山とカメラに取り憑かれた男だ。。。
いずれ北海道から沖縄まで縦走しかねない・・・


当日、朝5:30に自宅を出発ーーー!!
FMラジオを聴きながら運転
朝ってオーケストラとか、なんか爽やかすぎてケダルいよね〜っと
同行してくれた妻に愚痴ってると

テンテンテテン・・・テンテンテテン・・・テンテンテテン・・・♪
突然のエクソシストのテーマソング

!!!!!????

誰だっ!朝っぱらから、こんなナンバーをチョイスするヤツは???
むしろ、オレがリクエストしたのか????
イヤッ!朝の爽やかはケダルイけど、望んでるのはこれじゃないんだ!!
もぉ〜っ!!

結局、録音済みの下ネタ満載の深夜ラジオを聞きながら、現地に向かうことになった

AM7:30〜現着
急いで登り支度して、GO!!!


薄暗く、頂上には得体のしれないモンスターが居るような様相
今回はヤバイ
殺られる前に、殺らなければ・・・

しかし目指す山は、どれなんだ??
連峰って奴は、ゴール地点さえ明確に示してくれないのか?
だれか教えてくれ〜〜〜

グサリと、彼の言葉が心に突き刺さる


利根川幸雄「大人は質問に答えたりしない。それが基本だ、
      そりゃあ・・・・
      おまえの質問に答えることそれ自体は容易い、簡単だ・・・
      負けた時の処遇は、これこれこうこういう施設に行き、何時間働き
      食事は・・・? 就寝時間は・・・? 期限は・・・?
      そんな話はいくらでもできる。
      しかし、今オレがそんな話を仮にしたとしてもその真偽はどうする
      真偽などどうでもいいから 聞きたいというのか・・・・?ククク
      すでにこの山に乗り込んでるおまえらに
      オレの話の裏をとる術はない。
      オレが何を語ろうと、結局ただそれを盲目的に信じるしか道はない!
      つまりどんないい話を聞いても
      それは単なる気休めにしかすぎないってことだ、違うか・・・?」


違いません!利根川先生!
黙って登るほか、我々には術がないのです。。。

2011年9月30日金曜日

プレ登山 in ◯◯◯岳 予告

プレ登山2011最終章

これは、プレ登山と名乗って良いのか?

ハイキング?

チイサンポ?



2011年9月28日水曜日

プレ登山 in 沼の平 003

忘れよう
さっきあった、顔から火が出るような恥ずかしい出来事は全て忘れよう
あと一歩踏み出せば、楽園の沼が広がっているはずなんだ!

オレハ出来る!オレハ最高だ!オレハ転んでない!

サァ、いでよ NUMA!
ジャーン!
良い沼っぷりだねぇ

続いて、振り向いてからのNUMAっ!
沼ってるねぇ
まるで油絵を参考に、この自然が作られたようだ
本末転倒だけれど、素晴らしすぎる景色を見ると平面に見えてしまうのはナゼ?

本物ほど嘘臭く見えるのは、ワタシの脳内BASICが正しく作用している結果なのだ

10 IF きれいな景色=良い THEN GOTO 30 ELSE GOTO 20
20 IF 汚い景色=良い THEN GOTO 40 ELSE GOTO 30
30 死す
40 生ける屍
50 GOTO HELL

構文はこんな感じだったっけ?
バグだらけの脳内BASICに正解なんてない!


しっかし、9月の標高1,450mは寒いね〜っと休憩に入る
けんぱちさんが黄色いガスボンベを出して
ゴォーーーっと心地よいサウンドと共に湯を沸かし始めた
PRIMUSと書いてある・・・なんか見覚えが・・・

黄色い缶?PRIMUS???

思い出した!
プレ登山in雨竜沼湿原002で登場した、ラーメンスープまで飲んじゃう家族が使用していたものと同一のシロモノだぁ!

ハハァン・・・
ネイチャーでラーメンを食べる為の、悦楽のマテリアルはPRIMUSなんだなっと、
大自然のルールを感じていた矢先に、テンション↑↑↑の人物登場

さくら705「何かの死骸がありますっっっ!ネズミ???モグラ???」
けんぱち「ネズミだろ・・・」
さくら705「でも!手がモグラっぽいす!モグラ黒すぎwww!」
ちゃろ「モグラ?ネズミっぽいよね・・・分かんないけど・・・」
さくら705「モグラ見たことないけど!スゲーーーーーっす!!」

前略 アニマル好きの、さくら705さん
君にとってツライツライ、登山・・・
初めて出会ったアニマルが ”ネズミの死骸” だったなんて
僕達は口が裂けても言えなかったわけで
だけど僕達は、あれはモグラだと嘘をつけるほど器用でもなかったわけで
父さん、僕達はスルーという荒技を使うしか無かったわけで・・・

その後
けんぱちさんが、熱々のチキンラーメンをご馳走してくれたわけで
それが、最高に美味かったわけで
さらに、食後の温かいコーヒーをご馳走してくれたわけで
それが、体にしみたわけで
心も体も温まったわけで

父さん、今ならハッキリ言える
あれはネズミだと!


もう帰ろう
帰路に立ち、もう一度振り帰ってみる
エンディングではなく
プロローグに気づくのは、何年後なんだろう?


2011年9月25日日曜日

プレ登山 in 沼の平 002

出発して間もなく
水浸しの道(沢?)を進む、これから帰るまで乾いた道に出会うことはなかったので、
長靴のみの行軍で正解だった。

数分後〜
さくら705さんが、コケ類に興味を示し
けんぱちさんが、シダ類に興味を示し

コケ・シダ類の撮影会に突入する!


ムムム・・・奥深いかもしれない

つられて、私もパチリ
ここにもコケ・シダ類がぁ!
パチリ・・・パチリ・・・
ココニモ、コケ ガ !
パチ・・・パチ・・・

案内標識が出てきた
あれ?ジュラ紀のような風景に気を取られて、全然進んでいないじゃない?

この分岐からは、滝を撮影したいので永山岳方面まわりで、沼の平へGO!
この選択が、後に吉と出るんですよねぇ。急がば回れとは良く言ったもんだ。

(看板のクマのイラストが、ミョ〜に変だなぁ〜。だっておかしいじゃない、
危険クマが出没なんて。しかも歯だけが赤い。怖いな怖いなぁ〜。
そしたらアタシ気づいちゃったの、ヒトを食べた後なのかなぁ〜って)


写真撮影も落ち着きズンズン進む、今回は足が軽い〜♪(ココまではねwww)
来たるべき登山に向けて、体が出来上がっている感じがする♪(マダマダだねwww)
何だろう、調子良い時に限っての胸騒ぎって

予定の滝&山
昇天の滝?と永山岳?


自然と同化してしまった、さくら705さん

村雨の滝だと思う

滝を越えたらあと0.5Km
あとチョットだぁ!
(!!?? 今度のクマの歯は白いぞ。ヤダなぁ〜怖いな怖いなぁ〜)



沢を渡り、笹が少し茂ってる所を超えて沼に近づくにつれ
足元は終始、泥だらけで歩きにくいけど・・・
沼が見えるまで、あと50歩くらい

<シマッタ!!急勾配の泥道に足を滑らせ転倒、ズザァーーーッ!と背中から10mほど滑落してしまった。間一髪、ガッシリ笹を掴み全身泥だらけのまま道に戻ったのは良いが、手に持っていたカメラもドロドロになってしまい、もう使い物にならなくなってしまった・・・>



立ち上がって冷静になると、割に平坦なところで転んだだけだったみたいだ
カメラにも、少し泥の雫が付いてるだけ
けんぱちさんが、笑いながら顔の泥を拭いてくれたが、同じく少しの汚れだけ・・・

滑落もしてないし、泥だらけにもなっていない、カメラも壊れていない


あれっ???
あれは幻覚だったのか?
空間の裂け目に引きずり込まれそうに、なったんだぁ〜
ホントウなんだぁ〜!


オオカミが来たぞぉ〜〜〜〜〜

2011年9月22日木曜日

プレ登山 in 沼の平 001

来たるべき登山に備えての、トレーニングとして沼の平を目指してみた。
前回の醜態は繰り返すまいと、けんぱちさん&さくら705さんとで出動だ!
仲間と出かけるのは、実に楽しい

googleアースで見ると、今回も中程の急斜面から平地的な感じ?

国土地理院の地図で確認 1,450m
高め?基準が良く分からない
等高線の密集度が危険なのか?・・・やっぱり良く分からない


しかし、今回はニペソツ山等を登ったことのある、けんぱちさんが同行なので心強い
沼の平はハイキングだよ〜、っと言っているので楽勝かな。

!!!???
もしかして、High-Kingと言っているのか!?
google翻訳してみると”高王”と出た。意味深なので、少し不安・・・

早朝8:00過ぎにはプレ登山を開始できるように
けんぱちさん&さくら705さんを道中ピックアップして現地に向かう


途中で朝ごはんを購入する
仲間2人はアップルパイを頬張る
満開の桜が潔く散るが如く、パイの破片が車内に舞う
汚れる
早い段階で仲間が敵になる


和気アイアイとし過ぎて
愛山渓温泉までは、道路も整備されていて走行しやすかったのにも関わらず
8:20ごろ現地到着(完全遅刻www)


インターネットでの事前調査では、泥だらけになるので、長靴での登山が吉らしい

買ったばかりの、お気に入りの登山靴を履いて出かけたいのなぁ
2足持って行って、乾いた所と泥の所で、靴を使い分けようかな・・・・・

いやっ!ヤッパリ荷物になるので、長靴のみで登ろう(これが吉と出る)

プレ登山を脱する為には、必ず通らなければならない沼
ラスボスに、たどり着く為に、必ず通らなければならないヌマ
僕の心を簡単に、へし折るNUMA

まだ、Lv.3で ”ガラスのハート”(心の強さ2) しか身につけていないが
そのうち ”はがねのハート”(心の強さ25)を手に入れたい


長靴装備(すばやさ3)にチェンジして出発ーーー!!

続く


(後にメノスにウェコムンドへ、引きずり込まれるのも知らずに・・・)

2011年9月17日土曜日

プレ登山 in 雨竜沼湿原 002

続き

ゼーゼー言いながら
湿原テラスに到着して、休憩タイム
疲れたけど着いた〜


うわぁ〜〜〜っ!
見慣れた田園風景みたい

出発地→低地の田んぼ
到着地→高台の田んぼ的な沼

ナゼだ!!
ナゼ故に、劇的な感動が襲いかかってこない
時期が悪かったのかな?

でも、いいんです!
プレ登山の目的はエクササイズなのですから・・・フンッ


テラスから降りて、木道を回っている間に何かがあるハズだ




ヲヲヲ!これは綺麗なんじゃない?




これもイイしょー


しっかし、木道を歩いている間
ず〜〜〜〜〜〜〜っと

ブーーーン!!ブーーーーン!!
蜂orアブが付きまとってくるし

小さい虫の群れが50cm目の前を、ロックしている
イライライライラ
5分たっても10分たっても、状況は変わらない
イライライライラ

妻から虫除けスプレーを借り
化学物質をファイヤーした途端にヤツらは姿を消した
しつこかった割にナイーブだな

山に行く時は、勇者ロトよりも細かい装備を用意しなければならない
肉体的ダメージ + メンタルダメージは、死への近道だ

虫達よりも、ナイーブだしwww



予定外だったけど、南暑寒岳展望台まで足を延ばすことにした

いいじゃん!いいじゃん!

さてと、目標以上を達成したし帰るべし


帰路、例のテラスに寄ると
家族連れが休んでいた

子供「ラーメン全部食べてイイ??」
パパ「いいよぉー、パパもおにぎりもう一つ食べちゃおうかな?」
ママ「ラーメンのスープは全部飲んでね、ココには捨ててゆけないからね」
子供:パパ「ハーイ!」

なんと、ほのぼのした良い家族だ!
当然かも知れないが、環境への配慮も抜かり無しだ

自分が日々無礼な行動をしていたのを反省したよ
と、薄っぺらい感動を胸にしつつ下山(下沼?)


冷静になるまで数日かかったけど
私にとってハードなプレ登山も、子供がハイキング出来るレベル
下山途中にすれちがった、化粧バッチリで普段着の若いオネーさんも登れる



手招きしている10年以上に亡くなった祖母
笹薮の中で、和歌を歌っていた今川義元
白竜の滝で荒行している、マッカーサー元帥

どこから幻だったのかなぁ?

いま思えば、天国の入り口みたいに綺麗な風景だったなぁ・・・




逝くところじゃないか!!??
危ない危ない!

2011年9月16日金曜日

プレ登山 in 雨竜沼湿原 001

来たるべき登山に備えての、トレーニングとして雨竜沼湿原を目指してみた。
前回の醜態は繰り返すまいと、妻に装備一式を買ってもらい出動だ!
物事を形から入るのは、実に楽しい

googleアースで見ると、半程の急斜面から突然の平地的な感じ

国土地理院の地図で確認 850.0m
基準が良く分からない
右側の等高線がヤバそうなのか?


噂ではファミリーで来るハイキングコースだと聞いたけども、少し不安・・・

しかし!私は変わったのだ「人間は考える葦なのだよ、パスカルくん」
タオル2本・お茶2本・水1本・スニッカーズ1本をリュックに背負ったし
靴も専用の靴らしんだよ
さっき、いなり寿司も食べたし意気揚々と出発だ。

最初は砂利道でガンガン進める
楽勝〜♪

しかし、吊り橋を渡った後から悲劇が始まる
振り返ってみると、戻ることを許さない禍々しい雰囲気を醸し出しているみたいだ。

冒頭で不安に思っていた、あの忌々しい等高線
あれだったんだ!ピンときた時には思考回路を根こそぎ奪う
一時間近くゴロ石を登ってゆく行軍が始まった

ハァハァ〜、グボォエ〜ゲボッ
ハァハァ〜、グォッフォグオツフォ
2日酔いではないけど、体内に残っているアルコールが体力を奪う

さっき食べた、いなり寿司がギリ喉元の危険水域
喉に爆弾を抱えたままは危険なので、休憩してお茶を飲む

グビグビ〜〜〜ッ!!!


!!!????


お茶って、こんなにもクドいんだ


ゲェロォォァァァ〜!!
北海道のネイチャーの中で、ゲス人間の嗚咽が響く

プレ登山戦ってるよぉ
がんばれオレ
ゲeロooァaaaaaa〜!!
がんばれオレ

度重なる、いなり&お茶の波状攻撃に

たいりょくが10さがった
うんのよさが11さがった
かしこさが8さがった
かえりたいきもちが25あがった


そんな時に、ネイチャーのアニマルが応援に駆けつけてくれたのか???
だがスマン・・・リス君・・・
有り余る疲労のために、手前の木にピントが合ってしまった
行程の中ほどなので、先急ぎます

やっぱり、カメラが重い
足も重い

帰りたい・・・

タオルを持ってきたおかげで、額から流れる汗は防ぐことが出来たが
メガネが熱気で曇る
ミッドレイヤーとして着てきたフリースが異常に暑い
汗も吸わないので、袖口がベチャベチャだ
次回は着るのを止めよう

ハイキングってこんな感じなの?
延々とスクワットを繰り返しているイメージ


ゾーンに入ってゆく・・・
先へ続く道が、天国への階段に見えてきた
トムとジェリーでこんなシーンがあったなぁ

熊鈴の音が、仏壇の前にある「チーン」に聞こえる

あるはずもいるはずもない、行列の最後尾について、黙々と足をすすめると

天国への通路は、階段じゃなくて木道なんだぁ


ちゃんと階段は空に続いているじゃないかぁ♪

タリラリラァ〜〜♪


続く