2011年11月6日日曜日

プレ登山 in 黄金山 003

作者取材のため、一泊二日の亜空間旅行に行っていました。


現実時間との公式に当てはめると
亜空間=10現実(日) なので 2亜空間=20日 となります
前回のブログ更新から約20日経っているのは、そういう理由です。


むこうでPSP版「勇者のくせになまいきだor2」を頑張っていたんです。
しかし現実では20日過ぎています
20経過日数(現実)−2ガンバリ日数(亜空間)=18死(日)
なんと18日間も、無駄に過ごしているように見える!?
なんか言い訳っぽく聞こえるけど、時空をスルーしてきたんです。


『HUNTER×HUNTER』冨樫 義博氏や
『新・加勢大周』坂本一生氏や
『UFO・超常現象研究家』韮澤潤一郎氏も向こうで、お見かけいたしました。


さて、浦島現象的な事象に巻き込まれてしまった話は置いといて・・・




新旧頂上ルートの合流点から、頂上まで147m
カール・ルイスだったら15秒かからず突破できる距離だから余裕です!


今まで山道をハァハァ言いながら登ってきたのに
90年代の陸上王者を比較に出すのは、参考にならないし
完全にイッちゃってるなと思いながら、コツコツと登る
何分登ったのか分からないくらいに、コツコツと登る・・・


急な山道を越えると、景色が開き尖った岩場にたどり着く
ヲッ、頂上だ!っと思ったが、標識も何もない岩場…
あれっ、ココがゴール?



ニセ頂上なの???そんなの許せないわー
あとチョット行った所に真の頂上がある?
ってゆーか、これ以上進めるの?
岩場を下って行くみたいだけれど、ルートが合っているのか良く分からない
真の山頂も尖っているので、目指すべき場所はわかっているんだけど
とにかく両端の崖が怖い


落ちたら死ぬかも、いや死ぬね
だって崖なんだもん
全て自己責任の世界、それがTOZAN
789.1m下を見る
東京スカイツリーより高いぜ


やっとの思いで、標識を発見!




着いた〜・・・
ニセ頂上でテンションを6割くらい使ってしまったので、喜びは4割くらい
ただ重いザックを一旦下ろせるという喜びは120%だ


この山頂も激狭だ、10畳あるかないかだ

遠くに浜益の市街地が見える


黄金山制覇の証として
沼ノ平から定番のチキンラーメンとおにぎり食べる

食後にホットコーヒー飲みながらの一服
旨いなぁ〜

なんか、人が沢山登ってきたので長居したら迷惑そうだな・・・
用がすんだらトットと下山しよう
真の頂上よりニセ頂上を望む


我々が下山し始めた時から、何十人もの登りの人とすれ違う
これだけメジャーだと、ハイキングの域を脱していないんだろうかとも思うが

「もう登りたくない〜〜〜!!!」 泣きながら登ってくる子供
「・・・・・・・・」 グッタリと、へたり込んでいる老人

仮に登ったとして、登りの人数を考えると人口密度が高く危険きまわりない。

一歩足を踏み外すせば奈落の底、場所取りに骨肉の争いが起きるのは、容易に想像できる。
「おい!押すなよ!」
「これ以上は、頂上に入れませんよ!」
「お前だけ頂上にいるのはズルイ。かわってくれ!!」
「子供だけでも頂上に行かせてください!」
「誰だっ!!俺の尻を触るヤツは!」
「ワッヨイ!ワッショイ!」
「おい!こんな所で、石炭みこしを担ぐのはヤメロ!」

自動的におしくらまんじゅう大会が始まり
悲鳴と怒号の中で2割の人が無事下山できれば良いほうだろう。気の毒に・・・


これから起こる地獄絵図を憂いながら、頂上に向かって静かに手を合わせつつ
新道ルートから下山。


秋風が爽やかな季節、人命の大切さを学んだ。。。